公務員を目指すみなさん、こんにちは!

いよいよ公務員本試験が始まりましたね!

 

1次試験対策をやりつつ、不安に感じて気になっているのが面接試験だと思います。

その面接試験対策のために事前にできることは数多くありますが、あせらずに優先順位を考えて、1つずつ確実にクリアして実力をつけておきましょう。

 

第7回目は「公務員面接試験の共通的な質問」の考え方と回答のポイントそのⅡです。

前回に続き、公務員の面接試験で、特によく問われている定番的質問(5項目)についてお話します。

 

 

1 どんな時にストレスがたまりますか。また、ストレス解消法は何ですか。

 

面接試験で最近よく聞かれる質問です。公務員としては、ストレスがたまる人は「不適」と考え、「ストレスはたまりません」と回答する人がいますが、そういう人は、「質問に答えていない」「自己理解できていない」と判断されます。大小ありますが、人は誰でも感情があり、イライラしたり気持ちが落ち込んだりすることがあるからです。

 

重要なことは、「どんな時にストレスがたまるかわかっているか」「ストレス解消法を持っているか」であり、通常、スポーツや音楽鑑賞などの「趣味」がストレス解消法として適しています。

 

時々、「ギャンブル」や「やけ食い」など回答する人がいますが、更にドーパミンがたまり、ストレス悪化になる可能性がある趣味は、「公務員として不適」とイメージされます。質問の意図は、「気分転換できる方法や手段を持っているか」ですので注意しましょう。

 

2 失敗談を教えて下さい。また、その失敗をどう活かしていますか

 

失敗したことや困難にぶつかった経験談を端的にまとめて説明できる人かをみる質問です。引き続き、「その失敗や困難から何を学びましたか」と問われます。以前、「特に失敗したことはありません」「困難にぶつかったことはありません」と回答した受験者がいましたが、そう述べる人は、「自己理解できない人」「経験(失敗)を活かせない人」と判断されます。

 

ポイントは、「その失敗や困難をどう乗り越え、その経験をどう活かしているか」です。ただし、金銭トラブルや男女関係など、公務員としてふさわしくないと思われる失敗談を正直に述べるのはNGですよ。

 

 

3 苦手な人はどんなタイプの人ですか。また、その人とはどのように対応していますか。

 

職場での適応性や自分の性格を自己理解(客観視)できているかをみる質問です。「誰とでも話ができ、苦手なタイプの人はいません」「苦手な人にも誰でも同じように対応します」と述べる人は、「質問の意図をわかっていない」「自己理解できていない」と判断されます。

苦手なタイプとは、「自己中心的な人」「相手の話を聞かない人」など様々ですが、正直に「高齢者や障害者」「中高年のおじさん(おばさん)」などを述べると、「公務員として向かないのでは?」とイメージされるので注意しましょう。

ポイントは苦手な人に対する「対応する手段や方法を持っているか」です。基本的には、「相手の立場に立って・・」「同じ目線で・・」「共感しながら・・」など、「苦手な人にも寄り添って・・」「苦手な人ほど冷静に落ち着いて・・」などと述べればよいでしょう。

 

4 最近、感動した事や関心のあるニュースは何ですか。

 

基本的には社会情勢や自然災害、事件事故等の国内の出来事から回答すればよいでしょう。引き続き、「そのニュースをどう思いますか」と聞かれます。質問の意図は、「社会人として世の中の出来事を幅広くとらえて自分の考えや意見を言えるか」ですので、日頃からニュースなどに関心を持つとともに、大局的に物事をとらえて考える着意が必要です。

 

また、国内外情勢や受験先、面接試験時期によって、関心ごとは異なり違ってきますので、回答を変える意識が必要です。特に私的な内容では、「視野が狭い」「思考力に乏しい」と思われる可能性があるので注意しましょう。

 

 

5 最後に何か言っておきたいことはありませんか。

 

 人柄や意欲の最終チェック的な質問で最後の自己PRです。したがって、「特にありません」と述べるより、「この試験合格のために一生懸命勉強してきました。・・・よろしくお願いします。」と、熱意を簡潔に言えば好印象ですよ。

 

特に長くだらだら述べたり、積極性をアピールするために、「受験先の課題は何ですか」「土日も働けますか」など、「調べればわかる質問」や「ピント外れの質問」をするのはタブーですよ。

 

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最後に面接対策、「面接練習の秘策」を教えましょう!

 

それは、「セルフ面接」という練習法です。自分自身で声に出して質問し、自分で声に出して答えるという自己面接法です例えば、「なぜ、あなたは警察官を志望しているのですか」「はい、私が警察官を目指したのは学生の時に・・」というように、過去の質問例を参考にしながら、自分で質問と回答を繰り返して練習するのです。

 

この面接の特性は、「いつでもどこでも一人でできること」と、「面接官より、自分自身が苦手な質問や聞かれたくない質問を知っている」ということです。したがって、そこを重点にセルフ面接すれば、大きな自信となり公務員試験合格に近づきますよ。

 

ぜひ一度試してみて下さい。イメージトレーニングよりも効果は絶大です。

 

次回は、面接試験官が持つ「評価基準(何を見るか)」について、経験を踏まえて紹介します。

お楽しみに!

 

☆★松元 剛一(まつもと こういち)先生★☆ プロフィール

***鹿児島生まれ。国家公務員定年退職後、公務員採用試験面接官としてのキャリアと国家資格「キャリアコンサルタント(JCDA会員)」の知識と経験を活かし、全学生、全講座受講生の面接指導を行い各種公務員試験合格に寄与している。

★長所:好奇心旺盛  ★趣味:ゴルフとマジック(地域のボランティア活動)

★特技:利きウーロン茶(銘柄) ★頑張ったこと:カヌー競技(国体参加)