公務員を目指すみなさん、こんにちは!

 

朝夕だいぶ肌寒くなってきましたが、体調管理は大丈夫ですか?

 

いよいよ各種面接試験もはじまり、模擬面接や対策指導を受けていることと思います。この面接練習では、たくさんのことを学ぶことができます。自分のこと、受験先のこと、表現力、緊張と恐怖にも似た感情も体験することでしょう。しかし、この練習を克服することで将来の夢が実現するのです。そして大きく成長することができるのです。

 

「面接で成長できる人」は、自己認知、自己理解できる人です。具体的には、自分のことを客観視でき、自分がどれくらいの面接レベルで、何が得意で、何が苦手か、自分に偏った考え方や傾向があるか、真の長所や短所などを確実に把握できる人です。

 

逆に「面接で成長できない人」には、いくつかの共通的な要因があります。

それは「人の意見や話を聞かない」「自分で考えない」「知ったかぶりする」「面接の基礎知識(情報収集)不足」「自分の面接能力を過信している」です。

 

自己認知が間違っていたり、自己概念が強かったり、事例集などを信じ込む人は、他人からのアドバイスも素直に聞けないため、改善点がわからず、指導されたことも受け入れないため、面接練習を何回やっても成長できないのです。

 

さて、あなたは、面接で「成長できる人」ですか? それとも「成長できない人」ですか?

 

第9回目は、私が面接官として、「採用したくない」と思った中で、特に印象に残ってい

る受験者について紹介しますので、反面教師として参考にしてください。

 

1 覇気がなく、やる気や熱意を感じない人

 

  入室した瞬間に緊張からか表情や態度が暗く、覇気も感じられず、志願動機や自己PRからも熱意や意欲があまり伺えないため、「本当に合格したいのか」と思われる受験者がいました。実際、やる気があっても元気や誠実さがない人や、回答から意欲を感じられない人は、面接終了後に印象にも残らず埋もれてしまいます。

 

  受験者の中には、本命でない人や練習を兼ねて受験している人が含まれていることを面接官は承知していますが、真剣に受験しないと緊張感に欠け、逆効果になるので注意しましょう。

 

2 形式的な回答をする人

 

  面接指導者の指導と思われますが、「私は・・だと思います」「なぜなら・・だからです」のような、最初に結論、次に理由を述べる形式的な回答を常にする人や、回答の最後に「・・以上です」と毎回決まり文句のように述べる受験者がいました。

 

  結論を先に述べる回答は、論理的な話し方の基本ですが、度が過ぎると、形式的で独自

性が感じられません。したがって、自然体で会話をする意識、言葉のキャッチボールを丁

寧にする気持ちが必要です。

 

 

3 話が長く、簡潔に答えない人

 

  志望動機や自己PRなどの回答が整理されていないため、ダラダラと話が長くなる受験

者がいました。  

 

  また、専門特技や回答内容を得意げに話し出す人も時々見受けられます。

 ポイントは、余計なことは言わずに、聞かれたことだけにテキパキと簡潔に答えることです。そうすると、リズムが出てきてスムーズに流れるような面接になるように思えます。 

 

 

4 受験先の情報や課題と対策案を得意げに話す人

 

  受験先の特性や課題をその自治体の職員であるかのように得意げに話す受験者がいました。

 面接前に受験先の概要や課題、プロジェクトなどを情報収集して調べてくるのはいいですが、得意げに知ったかぶりをする人や、「私が職員になったら直ちに・・を改善します」などと、選挙演説の公約のようなことを話す人がいます。

 

 面接官は自治体の職員であり、課題や対策案を述べる時は、その自治体を非難するような言い回しを避けるよう注意を払いましょう。

 

 

5 笑いや受けを狙う人

 

 面接は人生を決める真剣な場であり、やり取りの中で自然に笑いや笑顔が出るのは問題ありませんが、当初から準備した受け狙いの回答は逆効果です。

 

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 私は、面接試験は、「出会いの場」であると考えています。限られた時間の中で、初めて顔を合わす受験者に対して、真剣に質問を投げかけてキャッチボールをしながら、初対面である受験者の人間性や人柄、適性や将来性があるかなどを判断するのです。

 

 したがって、面接練習は、これからの人生においても有効に活かすことができますよ。

 

 みなさんが今後の人生を変える「いい出会いの場」に遭遇できることを願っています。

 

 次回は、「公務員面接試験対策の参考」について紹介します。

 

 お楽しみに!