公務員を目指すみなさん こんにちは!

 6月になり、全国的にコロナワクチン接種が加速する中、上級職の公務員試験が始まりました。それぞれ目標に向かって頑張っていることでしょう。

 

 受験者のみなさんは、試験申込時に提出する「面接カード」(エントリーシート・願書等)の記載内容と写真が、受験者の「第一印象」になることを知っていますか。

 

 そこで今回は、人物試験の一部であり、合否に大きく影響する「面接カード」の重要性について紹介します。

 

1 面接カード(エントリーシート・願書)の役割

 

 面接試験の質問材料にする

    面接官は限られた面接時間を有効に使うため、「志望動機」や「学生時代に頑張ったこと」など記載内容を事前に把握し質問準備するとともに、実際の面接では具体例やエピソードの事実確認をしたり、回答内容を深堀りしていきます。

 

   したがって、自分がアピールしたいこと、質問してほしいこと、説明しやすいことを、わかりやすく簡潔に書く着意が必要です。

 

②  面接試験で聞けなかった情報を確認する

   面接官が面接時間内で聞き漏らしたことを面接後に確認するためのものです。                                よって、受験者の考えや熱意が伝わるように整理しておきましょう。

 

③  最終合格の判定と採用後の参考資料になる

      面接カードは最終的な合否判定の選考資料として活用されるとともに、採用後の配属先への人事資料として情報提供されます。 

 

2 面接カード作成時の着意点

 

 ①  面接官としての視点で作成する

     面接カードを見て「面接官がどう思うか」「一緒に仕事をしたい人物と思えるか」などポイントを押さえた記載内容にする必要があります。  受験者の人柄や本気度、長所や強み、個性などを事前に知ってもらうためのツールです

 

 特に引用した事例や作為したエピソードなどは面接での会話が不自然で広がらないためウソは見抜かれます。(面接官は百戦錬磨のプロです

 

②  基本的なルールを守る

  丁寧な字、誤字脱字がないこと、字の大きさ(ポイント)、指定された字数制限(指定の8割以上記述)などから書類作成能力や事務適性の有無もチェックされています。

 

③  第三者の指導を受け、アドバイスを受ける

   作成したら何度も何度も見直し修正を繰り返して完成させましょう。特に深く考えずに「一夜漬け」や「やっつけ」で取り急ぎ作成した面接カードは取り返しがつかないことになる可能性があります。

 

ポイントは、一晩以上空けて内容を見直すことと第三者(先生)の客観的な指導を受けることです。

 

 面接官は、通常、経験豊富な40~50歳代の職員であり、その視点や感覚が特に重要です。趣味、特技がゲーム、漫画、YouTube、寝ること、パチンコなど、担当者が見てどう思うか、よく考えて記載しましょう。

 

 また、面接試験は基本的に面接カードの内容に沿って質問されます。作成後は確実に複写しておき、整合性ある回答ができるように面接練習しておきましょう。

 

ただし、面接カードに記載した内容を覚えるのではなく、キーワードをつなげて短節に回答する着意が必要です。時々、自己PRなど丸暗記して一字一句間違えずに述べる受験者がいますが、スピーチ的で人情味に欠ける印象を受けますので注意しましょう。

 

次回もおたのしみに! 

 

 

                                    

松元 剛一(まつもと こういち)

鹿児島生まれ

国家公務員定年退職後、公務員採用試験面接官としてのキャリアと国家資格

「キャリアコンサルタント(JCDA会員)」の知識と経験を活かし、全学生、

全講座受講生の面接指導を行い各種公務員試験合格に寄与している

長所:好奇心旺盛 趣味:ゴルフとマジック(地域のボランティア活動)

特技:利きウーロン茶(銘柄) 頑張ったこと:カヌー競技(国体参加)