公務員を目指すみなさん こんにちは!

 

 コロナ禍の中で、面接試験は普通に行われるのだろうかと、心配している人も多いと思います。

 今年度の上級公務員試験を例にとると、面接官との距離をとってピンマイクを活用したり、受験者との間に透明の大シールド(オーバーレイ)を展張したりと各自治体ごと試行錯誤している状況が伺えます。

 また、マスク装着のまま面接を行うため、声が聞き取れなかったりこもったりしますので、ハキハキ、はっきりと言葉を発する必要があります。

 

 今回は、公務員面接試験の基本的な質問に対する「回答のポイント」について紹介します。(志望動機は第18回・自己PRは第19回参照)

 

1 学生時代に打ち込んだことは何ですか

 部活動・生徒会活動・ボランティア活動等の具体例やエピソードを述べればよいでしょう。ポイントは、そこでの役割やその経験から「何を学んだか」「何を得たか」です。

 また、「具体的に何を頑張ったのか」と問われるとともに、「それを職務にどう活かせますか」と聞かれる時がありますので整理しておきましょう。

 

2 長所と短所は何ですか

 長所は「強み」「売り」「自慢できること」などであり、その理由を具体的に述べる必要があります。ポイントは、独自性、オリジナリティーある経験談を職務に活かせる観点でまとめることです。その際、自己PRの回答(具体例)と同様にならないように注意しましょう。

 短所は「〇〇なところです」と強調、断定せずに、「少し〇〇」「時々〇〇」とマイナスイメージを和らげた方がよいです。特に人見知りや会話が苦手など、公務員として不適と思われないようにしましょう。ポイントは、短所をどう克服しているか、改善努力しているかです。

3 趣味や特技がありますか

 面接で趣味や特技を聞くのは、受験者の人柄や人間性、人物像などがイメージされるからです。できれば、職務に活かせることがよいですが、作為してはいけません。ウソは見抜かれますよ。

 特に公安系はスポーツ関連が好印象です。また、YouTube、ゲーム、アニメ、漫画などは、幼稚な印象を持つ面接官もいますので注意しましょう。

4 友人からどのように見られていると思いますか

 意図は、自分の性格やキャラクター、友人間の立ち位置を自己理解できているかです。職場で一緒に仲良くやっていけそうな人かなど、社交性、適応性があるかを判断されます。

 特にリーダーシップがある人を求めている訳ではなく、上司の補佐や後輩の指導、気配りができるとイメージされそうな人も好印象です。

 

5 最近、気になるニュースは何ですか

 基本的には、社会情勢、自然災害など国内の出来事から回答すればよいでしょう。また、「それをどう思いますか」と受験者の意見や考えを問われますので準備しておく必要があります。特に今年度は、コロナウイルスや自然災害などについて、自分の意見を言えるようにしておきましょう。

 ポイントは、社会人として、公務員として、幅広く物事をとらえて見ているかであり、自分なりの考えを自分の言葉で簡潔に述べることです。

 

 公務員試験はどこも高倍率でが、頑張った人、努力した人、本当になりたいという強い意志、覚悟のある人が合格できるシステムになっています。消防士や警察官、自治体職員になる夢を追い続けて下さい。夢をあきらめるな!

 

 次回は、今年度実施された上級面接試験の傾向と質問について紹介します。

お楽しみに!

 

                                         

松元 剛一(まつもと こういち)

鹿児島生まれ

国家公務員定年退職後、公務員採用試験面接官としてのキャリアと国家資格

「キャリアコンサルタント(JCDA会員)」の知識と経験を活かし、全学生、

全講座受講生の面接指導を行い各種公務員試験合格に寄与している

長所:好奇心旺盛 趣味:ゴルフとマジック(地域のボランティア活動)

特技:利きウーロン茶(銘柄) 頑張ったこと:カヌー競技(国体参加)