公務員を目指すみなさん、こんにちは!

 

秋も深まり紅葉の季節になり、公務員試験の一次合否結果が出る時期となりました。

この1,2週は、一次合格者の二次面接練習で大忙しでした。

毎日、本校学生はもちろん、講座から1次合格した高校生などの面接練習に目が回るようです。

 

二次試験から帰ってきた学生は、面接の受験報告書を書いてくれます。この報告書が次の年の後輩へ残す、必勝アイテムとなるのです。

 

その中から、今回は、「今年ならでわ」令和元年度特有の公務員面接試験にみる質問とその意図について紹介します。

 

 平成から令和に改元し、何か変化がありましたか?何か思いましたか?

 

この質問の意図は、世の中の出来事や日本の歴史と伝統などに対して最低限の知識や興味を持っているかどうかを確認するものです。

また、改元にあたり何を感じたか、その思いを簡潔にまとめて自分の言葉で述べることができるかを見ています。

 

したがって、「改元しても何も変化はありません。」「何も思いませんでした。」と述べる人は、「日本の歴史や文化に興味がない人では?」「日本人としての誇りや意識に欠けるのでは?」などとイメージされそうです。

あくまで、受験者自身が思ったことを素直に回答すればよいでしょうが、この質問の場合、「改めて日本の文化や歴史を・・」「改元を機に私自身も公務員試験に合格したいと気持ちを新たに・・」などと述べれば好印象でしょう。

 

2 来年開催の東京オリンピックについて、あなたはどう思いますか?

 

「○○についてどう思いますか?」という質問の意図は、○○に対して、どのような考えや意見を持っているか、どこまで深く考えているか確認するものです。

したがって、「東京オリンピックについては興味がありません」「東京が盛り上がっている感じで地元にはあまり影響ないと思います」などと述べる人は、「世の中の出来事に無関心で自己中心的な人では?」「協調性に欠ける、視野が狭い、公務員として不適では?」と連想されそうです。

よって、「いろいろ課題はありますが、日本人として団結し誇りをかけて成功させるよう・・」とか、「東京オリンピックを機に日本が盛り上がり外国からの観光客が〇〇市にも足を運んでもらえるような・・」など、ポジティブ思考の回答をすればよいでしょう。

 

3 今年頻発した台風などの自然災害について、あなたはどう思いますか?

 

前問同様、自然災害や台風被害に対して、何を感じ、何を思ったか、身近な出来事としてとらえて考えているか確認する意図が伺えます。また、その思いを他人事とせず、地元や受験先に置き換え、述べることができるかを判断しています。

 

この自然災害の場合、客観的に「復興など大変だな」「気の毒だなと思いました」と述べるより、受験先に照らし、「○○市においても自然災害はいつ発生するかわからないので、災害対処訓練など日頃から防災意識を高めておく必要があると思いました」「○○市の防災マニュアルや最新のハザードマップを確認しておくことが大切だと思いました」などとまとめて回答すればよいでしょう。

 

面接質問には必ず意図や狙いがあり、「何もありません。」「わかりません。」「知りません。」

などと述べる人は、その質問に対して「パス」「次の質問してください」と言っているようにとらえられます。

 

また、そのような受験者は、わかることは答えるけど、わからない質問、答えにくい質問には「パス」と言っているように思われ、できる仕事はやるけど、できない仕事は「パス」と言うのではないかと連想されるので注意しましょう。

 

したがって、付け焼刃でなく、普段からニュースや世の中の出来事に関心を持ち、情報収集するとともに、自分なりの考えや意見を持ち、何を思ったか、その感想を話せるようにしておくことが必要ですね。

 

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昨年、念願の警察官に合格した学生が、私に何気なく言った言葉が今でも印象に残っています。

それは、「努力は必ず報われますね」「本当に継続は力なりですね」

 

これからまだ面接試験を受ける人は、セルフ面接や模擬面接など、しっかり準備して最後まで全力を尽くしてください。

 

次回も、公務員面接試験にあたって、受験者の参考になると思うことについて紹介したいと考えています。

お楽しみに!