公務員を目指すみなさん こんにちは!

 

 コロナ禍で非常事態宣言の中、夏休みを迎え、東京オリンピックも開催されていますが、みなさん、公務員試験対策、面接準備はできていますか?

 

今回は、私の面接官としての経験から、面接の時、特に意識しておいた方がよいと思う「3つのポイント」について紹介します。

 

1 「第一印象」とマナーや身だしなみなど

 質問に対してはこちらが期待する回答をしているが、面接中に手や足が小刻みに動き落ち着きのない受験者や終始表情が暗く元気さや若々しさが感じられない人、挨拶もせず小走りで逃げるように退出する人がいます。

 

 面接といえば「Q&A」の回答に注目しがちですが、実際は回答内容よりも話している表情やしぐさ、入退室時のマナーや服装、態度などからも受験者の人間性を評価しています。

 

 特に「第一印象」が重要です。面接官の中には、当初の印象で合否を判断して、採用させたい受験者には「優しい口調」で、採用したくない人には「厳しい質問」をする人もいます。

 

 最初につまずくと、なかなか調子に乗れなかったり(面接は段々とリズムに乗ってきます)、短時間では取り返しがつかないため、入室から導入質問(「緊張していますか?」など)と当初に聞かれる「志望動機」までは、特に集中して確実に答えられるようにしておきましょう。

 

2 質問に対する回答の仕方

 

  準備した回答や暗記した内容をスピーチか朗読のように早口で述べる受験者や、聞いた質問以外のことを長々と話すピント外れの人がいます。

 

また、自己PRで留学経験や「私の力で優勝した」など、自慢げに話す受験者やプライドが高い印象を受ける具体例を話す人がいます。

 

「友人や家族のサポートや支援があって勝てた」と言える人やプライドを感じさせない人の方が,好印象で親近感があり一緒に仕事をしたいと思えます。

 

  誰でも面接試験は緊張しますが、基本的には自然体で、できるだけ笑顔で会話的に話すことがポイントです。素直で謙虚な態度や聞かれた質問に簡潔にわかりやすく答える人が公務員として好まれます。

 

3 質問に答えられない時の表情

 

  追及面接や想定外の質問の時、黙ってしまい一点を見つめて固まる人や「そんな質問をしないで下さい」と言わんばかりに、眉間にしわを寄せて視線を合わそうとしない受験者がいます。

 

  意図は、回答内容より受験者の表情や態度から人柄や性格を見ています。質問によっては、「たぶん、答えられないだろう」とわかって質問する面接官もいますので、このような質問こそ、笑顔で楽しそうに考えましょう。

 

  ポイントは、沈黙せず、これまでの経験から何かを応用して考えたこと、思ったことを述べることです。できれば、「回答の軸」となる部活動などから引用する意識を持っておけばよいでしょう。とにかく、回答に正解はありません。会話(言葉のキャッチボール)をする意識が大切であり、それが公務員としての資質ととらえられます。

 

  ただし、少し(5秒程度)考えても回答がわからない時は、素直に「わかりません」「思いつきません」と述べても問題ありませんが、その際は、その次の質問には確実に答えましょう。

 

 みなさんにとって、この夏が勝負です。コロナや暑さに負けず、目標を明確にして全力で頑張りましょう。オリンピック観戦やYouTube、お笑い番組を見る時間があれば、自分の人生のために有効に使いましょう。

 

   次回をお楽しみに!

                                    

松元 剛一(まつもと こういち)

鹿児島生まれ

国家公務員定年退職後、公務員採用試験面接官としてのキャリアと国家資格

「キャリアコンサルタント(JCDA会員)」の知識と経験を活かし、全学生、

全講座受講生の面接指導を行い各種公務員試験合格に寄与している

長所:好奇心旺盛 趣味:ゴルフとマジック(地域のボランティア活動)

特技:利きウーロン茶(銘柄) 頑張ったこと:カヌー競技(国体参加)